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ネタバレ・空晴「32年生の8時間目」 [空晴のこと]

敢えてネタばれを書いてみようかと。
1回目観た人に、ここに注意して2回目観てみて!という感じで(笑)







以下、ネタバレ








↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓





初めの小学生時代の掛け合いにもいろいろネタが満載です。

特に観て欲しいのは上瀧さん演じる「土井」が「お母さん」って呼びかけてしまった後の「先生」の表情。
私は3回目にこの表情に気がついて、始まってすぐなのに号泣しそうになってしまいました…

コッキー演じる「キュウ」がちゃんと出てくる前に、一瞬出入り口に顔を覗かせるんですけど、ここからおかしい(笑)

この「キュウ」、めっちゃ好きなんですよね。
「土井」のサイン帳のことを知って、一番声を荒げたり、「久野」に起こった態度を見せるのがキュウなんですよね~。
友達思いなところがすごく好きです。


「お呪い」と「お祝い」も大好き(笑)
空晴らしく、誰もちょい悪意を持った人はいないんですよね。作中に。
ちょっと意地悪な心境だったり、そういうやさぐれた人っていうのは出てくるんだけど、酷い人って出てこない。
それもうれしい。
それとものすっごくイイ人っていうのも出てこない。
そこも好きですね。

久野君だって、お祝いしてあげたかったんだなーって思ったら、今のうじうじしている久野君が不憫で。
本当に「呪い」が解けて、幸せになって欲しいなぁって思う。

いつも土井くんがサイン帳を読むシーンで泣いてしまいます。
息子に対しての深い愛情。
何も出来ないことで、自分に対して歯痒い気持ちだったんだろうなって思いました。
どの親だって心配していると思うんですよね。
我が子がいじめられたりしないかって。
いじめられて辛かったら、逃げちゃって全然構わないと、私は思っているので、土井君には共感してしまいます。

土井君は嫌だったことも「それがあったからこそ」の人生を送ってきたんですしょうね。
息子さんも久野君もそんな人生になったらいいなって思う。


それから先生の「おらんけど、おる。なかったことにはならない」という一連のセリフ。
それと「大きかったよな、6年生の2カ月は」というセリフ。
観た3回とも泣いてました、私。
和泉さんはすご過ぎですね。
先生の台詞には、きっと岡部さんの気持ちがいっぱい入っているんだろうなって思ったら、また泣けちゃうんだけどね。


まだまだ書きたいことがあるので、ちょっとずつ書いていこうかなって思います。


27日で大阪は終わってしまいますよ~!
絶対観に行って下さい。
後悔しますよ~!



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空晴「いつもの朝ごはん」 [空晴のこと]

初日、2日目行ってきました。

いつもと少しテイストが違う気がします。

でも、根底に流れるものは変わっていないという印象でした。


笑いはいつも通り(笑)。
テンポの良い掛け合いが続いて、相変わらずのボケを放ってくれたり(笑)
今はまだ詳しくは書けないけど、2回目観たら「ああ、ここで!」という1回目は普通に見えていたところがおかしかったり、というお得感が盛りだくさんで楽しかった!

コッキー、イイ感じ(笑)

あと、かっぱさんが普通すぎる(笑)

芝居なんか、素なんか分からないくらいの空気を作ってしまうのがすごい。


だけど、クライマックスで、今までだったらもっと直球で来る気がするけど、今回は変化球な気がする。
そこが新鮮であり、物足りない感じだったり、でも、考えさせられたり、といろいろと挑戦しているんだな、と頼もしく思ったりしています。


出発・再出発の物語、と私は受け取っています。

今の私にはぴったりのお話かも。


28日まで心斎橋ウイングフィールドで。

3/3からは下北沢OFF・OFFシアターで。

お時間のある方は是非。1時間20分ですよー!

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空晴「ボクのサンキュウ」 [空晴のこと]

ちょっとだけ感想を書いてみようと思います。

まずは、なるべくネタばれにならないように。
難しいかな…。


ダッシュ時代、「ダンディデラックス」として上演されていたこの作品を、2回しか観ていません。
私としては少ないですよね。
日程も短かったけど、予定が合わなくて観られなかったのです。
でも、ものすっっっごい覚えてるんですよ、いろいろと。
かなり細かいところまで。
それぐらい好きな作品で、だから旗揚げ当初から「もう1回して下さい!!」って、言ってました。
多分私だけじゃなくてたくさんの人がリクエストしていたと思う。

そして今回の作品。

やっぱり好きだ。

笑いっぱなしなのに、気が付いたらウルウルしていたり、日によっては胸がぎゅーーってなる感じがしたり、とにかくいろいろ『感じる』作品だなって思います。
難しく考える作品ではないと思うんです。

私の中では、空晴の作品はいつもそうなんですけど。

生活することに疲れたり、対人関係に疲れたり、最近あんまり笑っていないっていう人にはゼヒ観て欲しいかな。
登場人物の誰に感情移入するかで、全然変わってくると思うんですよ、感じるものが。
私は観る回によって違う人に視点がいっちゃうかな。


で、以下ネタばれ



個人的に上瀧さん演じるお兄さんが注目でした。
前回と決定的に違うのは、実際につらい、まさか自分の身に降りかかるとは思ってもみなかったことが、起こってしまったっていう事実だと思うんです。

私はリアルに勝るものはない、と思っています。
本当にその感情を持っている人にはかなわないんじゃないかって。

だけど、それに近い感情を体験してしまった今、絶対前とは違うと思う。
だから書き加えられた台詞がある気がするんですよね。

あの台詞、前はなかったんじゃないかと思う。

「絶対前に進まないとあかんし。」

っていうセリフ。
その前のセリフもみんな泣けた。
自分の中のいろんな感情が掘り起こされて、いろんなことを思い出した。

以前と違ってね、私にも姪っ子や甥っ子がいて、自分の子供でなくても本当に可愛くて「この子たちのためならできる限りのことをしてやりたい」って思うんですよ。
ましてや我が子なら、余計ですよね。

それにこの数年で、大切だと思っていたのに失われてしまった命もあったしね・・・


そんな風に切ないんだけど、最後は笑って終われるのがいいね!



いろいろ書きたいことがあるんだけど、まとまらなくて長くなりそうなので、また東京公演後に。

東京は金曜日からだよ、下北沢で!!!!


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こちらへ!!


あ、新グッズのエコバッグ、めっちゃいいです!
ちょっと感動する性能でした。オススメですよv



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空晴「いってきますの、あと」ネタバレ [空晴のこと]

改めて感想を書いてみようと思います。
なので、完全にネタバレです。



最初のシーン、「姉」がセーラー服を着ようとするシーン。
それだけで笑けて笑けて(笑)
さすがですね、ああいうシーンをやらせたら、呼吸とかテンポとかスゴ過ぎです!
そのあとの「お父さん?」「もしかして、真似してる?」っていうセリフ。
2回目に観た時に「ああ!」っていう納得があって、ビックリしました。
ここでもうちゃんと「布団おばけ」が出てきてるんだなぁって思いました。


そしてそして、またまた「すみませ~ん」(笑)
それだけで笑えるってどういうことなんでしょう(笑)
第2回公演は平本さんでしたけど、それ以外はコッキー担当って感じになっちゃってますね。
次回、これがどうなっていくんだろーって思います☆
意外に上瀧さんとかになったりね~


勘違いのシーンも好きv
そのあとの「あんこクリーム」と「不思議な食べ物…」で毎回笑い過ぎて酸欠になるかと思いました(笑)。
あの時の岡部さん演じる「姉」の表情がまた!!(爆笑)
最高でした!

平本さん演じる「マサミ」が登場して
「親は忘れちゃダメなんですよ、絶対!子供のこと!」
「忘れてなんかない!」
「マサミちゃんはそう思ってるわけでしょう?!思わせてもダメなんですよ!」
っていうところ、すごく好きです。
そうなんだよね。
忘れていたり、何かネガティブな感情を持っていなくても、子供にそう誤解させたらダメなんですよね。大切だよってちゃんと子供に伝わるようにしなくちゃダメなんだ、ってシンプルだけど大切なことを再確認した気持ちでした。

今回は「姉」や「お父さん」のシーンがとっても好きだと思っていたけど、東京前楽・千秋楽あたりから「マサミ」が気になって気になって。
大阪と全然違いましたもん。

「ああ、そうでしたね。…そう、でしたね。……そう、でした…」
「そんなことまで忘れてました。」

「怒られるより効く時あります」
「おれ、考えてなかったんですよね。池にハマったって聞いた時の気持ちとか。」
「布団おばけ、大好きでした。」

もう号泣ですよ。
気持ちって1つじゃないんだなって思いました。
誰がどんな風に思うかっていうのは、全然わからないんだってこと。
些細なことでも、誰かにとっては大きなことかも知れないって。善しにしろ悪しきにしろ。

それにここの「マサミ」のひょじょうは素敵でした。大好きだもの。
ホントに好きだったんだなぁっていう表情で、すごく切なくなりました。
後のシーンの「おとん、いっつもオーバーにセレモニーや!って言うてたよなぁ・・・」
っていうところも東京の方が100倍良かったです。

あと

「今日、おとうさんのこと比べてました。うちのおとんと。
比べる為にいっぱい思い出してました。」

ここも好き。
私もお芝居観ながら、いろんな自分の中のことと比べる為に、いろんな人のことを思いだしてるなぁって思って。
それが何かのきっかけになったりもするなぁって、感じました。


それから「姉」の

「父のことを考えたらいつでもその時の気持ちになれるんです」
「いってきます、ってねぇ。・・いってきますって、あれですね、言われた方は・・・留守番はがんばらなあかん、ってことですよ!
いってきます、のあとは頑張るんですよ。送る方も、送られる方も。」

このシーンは辛かった。
「姉」の葛藤と、もちろん岡部さんの葛藤がやっぱり重なっている部分だと思うので、言葉にあるリアルさが半端じゃなかった。
前々回公演にも出てきていたけど、守りたいものと、変わらずにいたいものと、変わっていかないとダメなところと、いろんなものが交錯しているんだろうなって、改めて思いました。
きっと私達も同じなんだと思う。
今のままでいいか、ちょっとずつでも変えていくのか、その勇気があるのか、とか。

コレを聞いてから、普段の何気ない「いってきます」がとっても愛おしくなりました。
「いってらっしゃい」も「ただいま」も、前よりずっとずっと大切になりました。
ちょっとした留守番も一生懸命やりたいし、頑張ろうって思いました。


そしてそしてラストの「お父さんの布団おばけ」のシーン・・・
あれは反則ですよねぇ(笑)

娘の為に一生懸命頑張るお父さんに泣けて泣けてしょうがなかったです。
3回やるでしょ?
段々泣きが強くなっていく感じでした。
それからあのラストの両手を広げている姿。
きっとほとんどの親がそういう気持ちで日々子育てしているんだと思うんですよね。
そして子供がいくつになっても、きっと親ってそういうモノなんだろうって思う。

観終わったら、両親に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
親不孝な私だけど、いっぱい感謝して、ちょっとでも親孝行していきたいなぁって思いました。
こんなに両親に感謝の気持ちでいっぱいになったお芝居は初めてかもしれない。
「家族」に感謝したいっていうのは毎回あったけど、私にとっては今回は「両親」かな。


前にも書きましたが…

空晴のお芝居には大事件は起こりません。
小さなことがきっかけになって、みんながちょっとした勇気を出して、
それが誰かの心に触れて、ちょっとずつ大きくなっていく感じなんです。
一人がすんごい頑張ったり、誰かをすんごい助けようとしたり、
誰かが特別な力を持っていたり、そんなことはなくて、
いろんな悩みを抱えている人が、悩みを抱えたまま、
ちょっとだけ視点を変えたり、ちょっとだけ頑張ってみたり、
一言だけでも言ってみたり、ちょっとだけ行動してみたり、そんな物語だと思っています。

ガンバレ!って背中を押してくれたりする感じでもないな。
「頑張ろう」って言って、手を握ってくれる感じかなぁ。


だからいろんな人に観て欲しいって、すごく思います。
心に触れる部分は、人によって全然違ってくると思うけど、きっとちょっとだけ元気になれると、私は思う。


今回見逃した人、次回は来年3月です。
是非是非、観に行ってみて下さい。




いろいろ書いてきて思うんだけど、私、ホントに空晴さん、大好きだなぁ(笑)
公演期間中って、劇場に通ったり、東京まで行ったり、大変なんだけど、ほんっとに楽しくて楽しくて、しんどくても苦にならないし、終わるとすごく寂しい。
劇団の方々も素敵な人達ばっかりだし、そこに観に来てる人達も本当にあったかい。
ファン同士もあったかい。
そんな不思議な空間だなぁっていつも思っています。

次の本公演は3月。
寂しいけど、とりあえず12月のビデオ上映会を楽しみにしていようって思っています。
旗揚げ公演を見逃した方、ぜっっっっっったい観て下さいね!
旗揚げには川下さんも出演されていました。
あのものすごいパワーを是非感じて欲しいです。


それまで頑張りましょうね!







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空晴第4回公演「いってきますの、あと」お知らせ [空晴のこと]

何だかバタバタしてボーっとしている間に、もうすぐ空晴の公演じゃないですか!!

もう、私の頭の中はダメだー!!

っていうくらい、混乱中ですが、やっぱりお知らせはしておかないと…


っていうことで、まだチケットを取っていないというあなた。
絶対後悔はさせません!!
是非とも火曜日から大阪・心斎橋へ!!!!


以下詳細。

空晴 第四回公演
「いってきますの、あと」


【大阪公演】 心斎橋 ウイングフィールド
2009年7月7日(火)~13日(月)

7/7(火) 19:30
7/8(水) 19:30
7/9(木) 19:30
7/10(金) 19:30
7/11(土) 15:00/19:00
7/12(日) 14:00/18:00
7/13(月) 19:00

【東京公演】 下北沢 OFF・OFFシアター
2009年7月23日(木)~26日(日)

7/23(木) 19:30
7/24(金) 19:30
7/25(土) 15:00/19:00
7/26(日) 14:00/18:00

チケット料金(日時指定自由席)
 前売 2800円
 当日 3000円

チケット発売は、5月16日(土)。
劇団HPおよび電子チケットぴあ(Pコード395-040)にて扱いです。

詳細はこちら(劇団HP)



■作・演出・出演
岡部尚子

■出演
上瀧昇一郎
平本光司
小池裕之

■劇団員
川下ともこ




今回は岡部さんも出演されます!
しかも今年の空晴の公演はこれで終わり。
見逃したら来年まで観ることが出来ません。
是非是非劇場へ!!

私ですか?もちろん、初日も東京も行きますよ~






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空晴「一番の誕生日!」レポ [空晴のこと]


ちょっと遅くなりましたが…

知っている範囲で書いておこうと思います。


◆12/20 重定礼子さん(南河内万歳一座)
可愛いワンピースを着て、可愛く、キュートに読んで下さってました。
ちなみに「わたくしごとですが…」の日替わりネタは「今日の日替わりゲストの為に姉がこのワンピースを貸してくれたことです」っていう感じだったと思います。

◆12/21 13時 岸本多恵子(元ランニングシアターダッシュ役者)
声のみの出演で、岡部さんが仕事から帰ってきて疲れている「女性」を演じ、ラジオを付けたら「いいことニュース」が流れてくる、という設定でした。
日替わり部分は、もうすぐ赤ちゃんが生まれてくる、という内容だったと思います。

◆12/21 18時 保坂和拓(朝日放送アナウンサー)
まるで本当のニュースのようでした!!
絶対このニュースほんまにあってんでーーー!!って思う様な読み方でした。ホントに素敵でしたv
それから日替わりは子供さんのネタでした。
保坂さんmixiに日記を持ってらっしゃるので、探してみて下さい(^^
(全員に公開されていていますが、登録名は違います)
その内容を書いて下さっているので。

◆12/22 佐久間京子(元ランニングシアターダッシュ役者)
スカートだったような…
なんか勇ましく読んでいたような感じでしたよ(笑)
日替わりネタは「昨日夜、道頓堀(?)○○(店名)で行われた佐久間家忘年会で、佐久間京子が生まれて初めてふぐを食べました。てっちりです。」みたいな感じだったかな、確か…。この後もなんかあったような気がするんだけど…
それと、やっぱりカーテンコールで、この4人が同じ場所に立っていることが、ダッシュファンとしては本当に嬉しかった!!
久しぶりの「佐久間節」も最高だったけど!!(笑)

◆12/23 川下ヱイ子(川下ともこさんのお母様)
旗揚げのチラシの川下さんの衣装を着て、臨まれました。
日替わりの部分はあちこちで書かれているのですが、一応その日に書いた自分の日記から…
「あの日から1年あまりが経ちましたが、あの事件から時間は止まったままです。けれども回りのたくさんの方に支えられながら今日までなんとか過ごして参りました。」
「今日、こうやって智子と同じ舞台に立つことが出来て…」
嬉しいか、幸せか何かおっしゃったと思います。
私達は号泣でしたけど、それ以上にカーテンコールで出てきた上瀧さん、平本さん、コッキーが泣いていたのが印象的でした。
平本さんは川下さんのお葬式で号泣されていたのをお見かけしたりしたんですけど、上瀧さんとコッキーは泣かずに踏ん張っていたという印象だったんです。だから、涙を一筋流して、本当にひとすじ、堪えきれなかった涙が流れていた上瀧さん、目が真っ赤ででも、じっと黙っているコッキー。
もうね、みんなやっぱり今でも寂しいんだなって、思いました。
人が亡くなると、哀しみが溢れるけど、時間が経つと寂しさが勝ってくるって聞いたことがあります。まさにそんな感じ。
きっときっと川下さんも同じ舞台の上で泣いておられたことでしょうね。
そして、舞台の袖では岡部さんも泣いておられたのでしょうね。


◆2/4 岡田達也(キャラメルボックス)
私は観てませんが、友人達によるとビシッとスーツで決めて、素敵に(もちろんピンクオーラバリバリで←想像です)読んで下さったそうです。
観たかった…

◆2/5 岡田さつき(キャラメルボックス)
話を聞いて、すんごく観たかったと悶えそうなももこさん…
衣装がスゴい!
可愛い白いネグリジェ、白いヘアターバン、裸足で出てこられて、とっても可愛く読んで下さったそうです。
これはももこさんが「いいことニュース」を「寝る前に聞きたい」と思ったからなんだそうです。
うわーーーーー!!めっちゃ、観たかった!!!!

◆2/6 坂口理恵(キャラメルボックス)
まるで「僕ポケ」のニュースキャスター有馬さんのような明るいベージュのパンツスーツで登場し、カッチョ良く読んでおられましたv
日替わりは
「えー、ここでわたくしごとですが、今朝、体重計にのったら200グラム減っていました。…それでは、ニュースに戻り……え、短い…?あ、そうですか。では、今朝の夢で、このゲスト出演のお芝居にお客さんが5人しかいない夢を見ました。夢で良かったー!……では、ニュースに……え、短すぎる…?そうですか…。
わたくしごとですが、私には子供の頃からファンレターをくれる女の子がいます。最初はつたなかった文章がだんだん”マジ頑張って下さい~”や”○○(すみません、覚えていません)”などと日本語を心配する内容だったのですが、だんだん大人になってきまして”寒いので風邪引かないようにして下さい”等と心配までしてくれるようになりました。
これからもずっとお手紙が頂けるように長く頑張っていきたいと思っています(すみません、最後の方、かなりうろ覚えです…)。
では、今度こそ本当にニュースに戻ります(笑)。」

という感じだったと思います。
かなり記憶が消えてきているので微妙ですが…
カーテンコールで、全部実話だと仰っていました(笑)。

◆2/7 川下ヱイ子
大阪と同じ衣装で、またしっとりと読んで下さいました。
東京は劇場が狭かったので、客席の前の方には明かりが当たって、本当に朗読しているような感じになったので、読みやすかった、とおっしゃっていました。
日替わり部分は…
「あの日から1年以上が過ぎました。去年のお正月は何もする気が起きなかったのですが、今年はともこがいた時と同じように、飾ったり過ごしたりしました。空晴のみんなや川下さんのお友達が支えて下さり、今、こうしてともこと同じ舞台に立っているのが信じられません。」
ごめんなさい、このあたりかなりうやうやで、あんまり覚えていません…
カーテンコールで上瀧さんが「ともちゃんの衣装ですよね、旗揚げのチラシと同じ…」
お母様「そうです。私の方がかなりデブですけど(笑)」
平本「ともちゃんもちょっとデブでしたよね。」
なんて会話もありました。
川下さん、やっぱり喜んでいるんだろうなって思いました。

◆2/8 岡部尚子
衣装も特にロビーにいる時と変わらない様な感じで始まりました。
日替わり部分は、覚えている範囲で、ダダーッと書きますね。

「えー、ここでわたくしごとですが、大阪・東京とこうやってたくさんの…あれ、ちょっと待って下さい(ポケットから空色の劇団携帯を出す。携帯の窓の部分を見て)…え、どうしてかけてこれるん?!え? あ、ちょっと待って下さい(客席を向いて)。…もしもし?え、なんなん?どうやってかけてるん?!あ、そうや、今、OFF OFF!旗揚げと同じとこ!今、一番の誕生日!の本番中!! え?ああ、行ったで、食べた。もーやんカレー、ほら、旗揚げの時に一緒に入ったよな。ん?ああ、食べた。それも食べた。それも食べた。それ、2回食べた。それも食べた。
え、頑張ってるよ。え?カタイ?何言ってるん、そんなん言うんやったら、全部自分が読んでくれたらええやんか!!うん、…うん、頑張る。頑張るわな。
えー、それではニュースに戻ります!」

最後の方はちょっとうろ覚えですが…
だいたいこんな雰囲気と思います…
この後のニュースはものすごく元気良く、というか勢い良く読んでおられたと思います。
途中から岡部さん自身も泣きながら。
私は空色の劇団携帯を見た瞬間に「え、川下さん?!」って思ったけど、確信なくて、でも「もーやんカレー」のところで確信できて、号泣でした。
まさに。
嗚咽っていうか、声が出てたと思う。
カーテンコールで出て来たコッキーの目が真っ赤で、上瀧さんが「ボクも電話、代わって欲しかったですけどね」って言ってて、きっとみんなそう思っていたのでしょうね…
私達でさえ代わって欲しいと思うほどですから。

そしてカーテンコールが2回あって、劇団員紹介がありまして、川下さんのお名前が読み上げられました。
みんな涙・涙の、でも、なんだかね。
きっと舞台上やいろんなところで、川下さんと岡部さん達は電話とかなくても、ちゃんと繋がっていて、何度でも舞台上で彼女を感じられるんじゃないかなって思いました。
電話の向こうに。
袖の幕の裏に。
客席の後ろに。
舞台の上に並んで。
私達もご家族も、そして役者さん達もそれを感じられるんだろうなぁ…


という感じでした。
とにかく楽しい公演でした。
椅子が3つだけ。
後は人間がいるだけであれだけの世界が作り上げられる「リーディング」ってすごいなぁって思いました。
是非父親学級や、学校でやって貰いたいです!
(そこにこっそり入れて貰える方向で交渉したいですが)
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空晴 アフタートーク5 [空晴のこと]

今更ですが…
しかもほとんど記憶から抜け落ちてますが…( ̄▽ ̄;
ちょっとだけ覚えている範囲で。

岡部「しかもコピーただじゃなかった?」

平本「そうそう。ホテルでね、パスポートのコピーとかしなくちゃいけなくなってて、ホテルの人がね、どうぞって開放してくれてたんですよ。」

岡部「台本って分かってたんちゃうの?」

平本「一応、これもいいですかみたいに聞いたけど、”どうぞ、どうぞ”みたいで…。まあ、分からんかったとは思うけど」

小池「書類とかに思ってたかもしれません。」(タブン、こんな内容を言っていたような…)

で、話題が変わって…

岡部「次回作は新作の予定なんですけど」

おお!

岡部「まあ、今のところの、一応の予定ですけど、一応私も出ようかな、と思ってます。これから書きますけどね。」

っていうことでした。
後は挨拶があったかな…?

最後は最初の凍り付き具合とは別世界のような(笑)和やかな雰囲気で終わりでした

そう言えば翌日以降、ダメだしされたところはコッキーも平本さんも変わってましたよ~


ああ、今となっては懐かしい…
もう1回…というか、何回でも聞きたい…
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ようやく帰国の目処が…? [空晴のこと]

たったようです。
岡部さんと平本さんのブログによると。
ただ、今までも情報が錯綜しているので、なかなか確実にとはまだ言えないようです。
なので、岡部さんは敢えて「帰国」の文字は出さずに、明日の夜にはいい報告ができるかも、と書いておられました。

あー、よかった…
あとは帰国しましたっていう文字を早く見たいです。

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よかった…けど、心配… [空晴のこと]

岡部さんや空晴のブログによると、現在岡部さん達はタイにおられると言うことらしい…。
ですが、ニュースでご存じの方もいるでしょうけど、タイは現在政府の反対派(?)によって占拠され、空港が閉鎖されている状態らしいのです。

めっちゃ心配しましたよ…
だって、タイなんだもの。
申し訳ないけど、私にとっては信用↓↓の国なのでどうなることかと…

けれども、一応岡部さん達はホテルで待機しており、ご無事だとのこと。
一安心…

http://yaplog.jp/karappare/

http://yaplog.jp/tamasute/


ですが、まだ帰国できる目処が立っていない状態らしく、まだまだ安心は出来ませんね。
どういう暴動か知らないけど、空港を占拠して旅行者等に迷惑をかけるのは止めて貰いたいです。
自国の評判が落ちてしまうだけのような気がするのは私だけ…?

東京のチケット発売に間に合うのかな…
心配…

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川下さんへ [空晴のこと]

1年経ちましたね。
まだ1年。
もう1年。

どちらも私の気持ちそのままです。

川下さん、今、どうしていますか?
みんなの祈りの声がうるさいくらいに聞こえているでしょうか。


今でもあの日の恐怖と絶望が心の中に蘇ってきます。
友人からの違うよね?というその時には意味の分からなかったメール、携帯のニュースサイトで見つけた小さな記事の「カワシタトモコ」という文字に、足下から崩れていくようでした。
ゾウの調教コースの修了証という文字も見え、「違う違う違う」と頭の中で繰り返しながら、川下さんの書いていたブログの記事が頭の中にぐるぐる回ってきて、本当にどうしていいか分からなかった。
手が震えて、ガクガクする手で妹にメールしました。
パソコンで調べてって。
何が起こってるの?って。
混乱しているけど違うみたいって言って貰いたくて。
メールを打って、すぐに岡部さんや上瀧さん、空晴のブログを見たけど、何も記事が表示されなくて、何かが起こっていることは認めざるを得なかった。

そうしていると妹から電話がかかってきて、「どういうこと?」って。
私が聞きたかった。
間違いであって欲しかったけど、そうではないと言える材料が私には何もなかった。
「なんで?」「なんで川下さんが」ってそう繰り返していました。

ニュースでやっているのを見ました。
川下さんの写真はブログとかで見たことのある、赤いニットの帽子をかぶったとっても可愛い写真。
一部、ブログの内容も紹介されていたように思います。
友人達とメールしたり、電話し合ったり、泣きながら過ごしました。

その夜、私は眠れなかった。

私は相当図太い性格のようで、今まで、本当に今まで一度も眠れなかった、ということがなかったのです。
初めての体験で、ウトウトしても気がつくと泣いているっていう感じで。
長い夜でした。
あんなに長い夜は初めてでした。
だから夜中に友人から電話がかかってきてもすぐに出られた。
そしてまた泣いたりして。
その度に「やっばり本当なのか」って思って、また泣けた。
ごはんも食べられなくて、食事を見ても「もう川下さんは食事できないのか…」って思ったら、また悲しくなってきて、の繰り返し。

その後、アドレス帳に入れていたメルアドから、空晴にメールを送りました。
何とかお葬式かお通夜に参列させて貰いたいって。
その夜だったか返信があり、友人達にも知らせました。
その時に友人の一人が「返って来ちゃった?うちの川下じゃないんですよ~、っていうのを期待してたのに…」って言ってて、また泣けた。

いろんな人にいっぱい励まされました。
大丈夫?って心配して貰ったり。
私が泣いて、泣き崩れている場合じゃないって、思ったのはこの時期だったかと思います。

それでせめて川下さんのご葬儀にファンからのお花を贈りたいって思ったんです。
私一人や友人達数人でもいいけど、どうせならもっともっとたくさんで。
きっと何かしたいと思っている人は私だけじゃないはずって思いました。

どういうご縁でか、私はダッシュ解散時・空晴旗揚げ時にメッセージを集めたりしていて、そういう経緯から空晴の方々とは顔見知りですし、声をあげたら比較的安心して賛同してくれる人もいるかもしれないって、おこがましいかもしれないけど、その時はそう思ったんです。

そしてブログやmixi、キャラメランド、それぞれの空晴のコミュにも協力して頂きました。
最初はお花(スタンド花)が2対か3対、贈れたらと思って、20人くらいを想定していたのですが、結果的には50人以上の人が参加して下さり、またお花も5対「ファン一同」で贈らせて頂きました。


川下さん、見えましたか?
みんなの気持ちいっぱいのお花はあなたに届いていたでしょうか。

お葬式の時にお花の参加して下さった方に送ったメールの一部を貼り付けます。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――

12月3日、告別式に参列して参りました。

式場の受付「演劇関係」には岡部さん、平本さん、小池さんが座っておられ、
顔を見ると、皆さんほんの少し笑ってくださいました。
またその疲れた、寂しそうな笑顔を見ていると泣けてしょうがなかった。

…その受付の向かい側の壁には、川下さんのタイでのブログが大きな大きな紙に印刷されて貼ってありました。
振り向いて、パッと目に飛び込んできたのが「タイ、めっちゃええとこ!!」という文章。
ダメでした。
号泣してしまいました。
こんなに楽しんでおられたのに、と思うとたまらなかった。


それから式場に入っていくと、入り口横に、たまたまラオスでご一緒していたという方が提供して下さっていた写真が大きく引き延ばされ、5枚ほど額に入って飾られていました。

楽しそうな笑顔と、生き生きとした表情が映し出されていて、泣けた。

私、ずっと泣きっぱなしでした。

式場はとても広かったのですが、参列者は400~500人はいたのではないかと思います。
人がいっぱいで、見知った関西小劇場界の役者さんの姿も多く見かけました。
中には東京の劇団の方もいらっしゃって、それにも泣かされました。

祭壇はお花がいっぱいで、中央に、本当に素敵な川下さんの御遺影が飾られ、
その笑顔に癒された人はきっとたくさんいたことと思います。


ものすごくいい笑顔でした。

川下さんでしかあり得ないとろけそうなほどキュートな笑顔でした。


けれども私は同時にこの素敵な笑顔が奪われたんだな、と更に怒りを覚えました。

私達の贈ったお花はご親族、劇団関係の後に飾って頂いてました。
弔電も多くて、いろいろな劇団の皆様からのものが読み上げられていました。
その中には「理不尽さに怒りを覚える」や「憤りを感じます」と言った
メッセージがいっぱいあって、まさにみんなの気持ちを代弁して貰っているようでした。

川下さんのお父様の言葉(の内容)を覚えている範囲で書きます。


「今思えば、智子は27年という短い中で、人の何倍も動いていたのかな、と思います」

「智子がこんなにたくさんのファンの方に愛されているとは、驚いています」

私達が贈ったお花を見ながら、言って下さいました。
メッセージが伝わったんだな、と少しだけ嬉しかったです。

「演劇が好きで、学生時代の演劇部から始まって、ランニングシアターダッシュでお世話になり、
その後空晴でお世話になり、旗揚げしたばかりでした。」

「いつも帰りが遅くて、電話して“今、どこや”と聞くと“今、飲んでる”とか“稽古してる”とか
そんなのばかりで、いつも心配させられていました。」

「バイトして、芝居して、合間に旅をするっていう生活で、旅は大好きでした。
この度のタイで最後になってしまいましたが…」

「怪我をして痛い、痛いと言っていてもいいから、帰ってきてさえくれれば良かったのに、こんなことになってしまって…」

「向こうへ行く時も、まさか、という気持ちがずっとあったのですが、こんな結果になってしまい残念です。」

「辛かったのですが、現場にも行きました。
 とても見通しのいいところで、なんでこんなところで、と。」

「大使館の人の計らいで、ゾウの調教のところにも行ってきました。
 迷ったんですけど、行って良かったです。
もう夕方で、ゾウは山にもう帰っていたんですけど、わざわざ連れてきてくれて智子が乗っていたゾウや、直接対応した調教師の方と話をしました。
とても楽しんでいたようでした。」

「また、入り口にラオスでの写真を飾っています。
これはたまたまラオスでご一緒だったMさんと言う方がわざわざ大使館まで訪ねて来て下さって
いろいろとお話もさせて頂けききました。」

「ゲストハウスにデッカイ黒のリュックが残っていて、私が背負って帰ってきたんですが、
ものすごく重くて、あの小さな身体でよくこんなに重たいものを、と思いました。
中を開けてみると、自分の荷物はほんのちょっとで後はほとんどお土産でした。」

「智子の友達と話していると“智子にそんな一面が”と思うことがありました。
ですから、皆さん、智子の話を教えて下さい。写真とかもどうぞよろしくお願いします」


順番もバラバラですが、覚えている範囲で書いてみました。
今も泣きながら書いています。
悔しくて。
なんでこんな思いをしなくてはいけないんだろうって。


式が終わった後、涙が止まらなかったので時間をおいている時に川下さんと仲の良いバンドの方が

「やっぱり晴れたな~。さすがやで」

と仰って、空を見るとあんなに厚かった雲が晴れて、太陽が覗いていました。
また涙が溢れて、友人にしがみついて泣きまくってしまいました。


とにかく笑うことが好きだったという川下さん。

次には笑顔で逢えるといいな、と思いました。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――


文章バラバラだけど、私の精一杯の気持ちです。


みんな本当に川下さんのことが大好きだったんだなって。
もちろん、私も大好きです。
現在進行形で。



川下さんへ


あなたが生きているときに出逢えて、そしてお芝居をしているところをちゃんと観られて良かった。

誰よりも輝いているところを、ちゃんと覚えていられて良かったです。

あなたと話をすることが出来て本当良かった。
そしてありがとう。
本当にありがとうございます。

寂しくて、悲しくて、悔しくて堪らないけど、それでもあなたと出逢えた奇跡は、絶対に誰にも潰すことは出来ない、消すことなんて出来ないのだ、と世界中に叫びたいです。


川下さん、本当にありがとう。
今までも、これからも、本当にずっとずっと大好きな女優さんから、あなたの名前が消えることはありません。


                      ななこより


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